浪人母娘、海原を行く

卒浪人、卒浪人母 新しい春を迎えております

浪人生は太るか痩せるか

浪人生は

 

太るか痩せるかの、どちらかだと思う。

 

食欲が失せるか食べまくるようになるか

ほぼ全員がどちらかの体質に変わる(と私は思っている)。

だって極度のストレスフルな状態になるのだから、普通でいるのは難しいのではないかと・・。

 

私の友達のお子さんは後者だったと聞いた。

スナック菓子とスイーツがやめられなくなったらしい。

スナック菓子は、味が濃くてあまり噛まなくていいから、とっても食べやすくて、食べ出すと終われないもの。

まさにやめられない止まらない!食べ物だし、

スイーツだって、疲れていると甘いものが食べたくなるという論理でいくと、心が疲れ切っている浪人生からしてみれば、毎日欲しくなるもの。

心の闇にすっと侵入してきていつのまにか居座ることなど、スイーツからしてみたらたやすいことで、

どちらも、結構簡単に浪人生のココロと体の友、になって、やがて絶縁しようとしてもできない存在なってしまうのだろう。

タバコなどの嗜好品とか、いけないモノなんかと、ある意味似ているような気がする。

 

うちの子の場合は逆で、食べる方ではなく食べてくれない方に、大きく傾いた。

わずかな間にすごく痩せてしまったのだ。

元々細かったから・・、痩せたと言って喜んでいる場合ではないことくらい、本人もよくわかっていた。

でも、食卓に着いても、すぐに箸を置く・・。

身体を作らないとならない時期に、それができないのを目の当たりにし、娘が現役合格できるようサポートし損ねた自分のせいのように感じた。

でも、食べてくれないからどうしようもない。

昨日書いたように、砂みたいな味がしたというくらいだから。

 

母親の私もそうだった。

なんか、色んなことを考えると、食事が喉を通っていかない。

砂みたい、とか言う以前に、喉を通らない。

親までそんなふうになってしまう受験って。

罪作りな制度なのかも。

 

 

とりあえず、ご飯がおいしい今が、とても幸せ。

食べられることって本当にありがたいことなのだなあ。

どうか、受験生とその親御さんたちが、疲れ切ったりしませんように。

と、つい思ってしまう疲労困憊状態経験者の私である。

 

 

 

連休後半、日帰りで箱根に行った。

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駅前のおみやげ物店通りは、とても活気がある。

干物屋さんの横では、炭火でカマスやアジの干物を焼いて試食させて頂ける場所が設けてあった。

随分前に行った時もあったから、ほぼ常設のサービスのようだ。

香ばしい匂いにつられて、試食させて頂いた・・。

 

 

お天気が良かったので、日帰り温泉までのお散歩も、とても楽しかった。

 

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露天風呂では、何の憂いもなく温泉につかれる喜びをかみしめていたナミコ。

 

食欲も最近は出てきて、頻繁に「お腹空いたわ・・」とよく言うようになってきた。

花の10代、食欲旺盛なのは当たり前ね。

母としては胸をなでおろす毎日。

学校生活もとても楽しいようだし、よかった、よかった。